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特集 病院に残る古きもの 病院に残る古きもの・3
看護婦寄宿舎
著者: 室賀不二男1
所属機関: 1前:都立豊島病院
ページ範囲:P.34 - P.35
文献購入ページに移動‘古きものが必ずしも悪しからず’といえば,おまえは明治憲法だといわれる.古い施設をもち続ければ,東京都はなにをしているのか笑われ,少し金のかかった前向きの施設を作れば,おやじ日の丸はうらやましいねとやられる.
‘看護婦宿舎’は私たち男性のみだりに足をふみ入れがたい‘女の城’であり,労基法からは,使用者は‘寄宿舎自治の原則’に違反すれば,6か月以下の懲役または5000円以下の罰金というこわい場所である.
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