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病院の焼却炉
著者: 倉持一雄1
所属機関: 1虎の門病院営繕課
ページ範囲:P.70 - P.70
文献購入ページに移動 都市の過密化現象から,ごみ処理が社会的問題にまで発展しているが,各都市の清掃能力は主として一般住宅を対象としており,各事業体は自己処理を余儀なくされている現状が多い.
一般の処理方法には,回収業者が再生を目的として般出処分するものと,厨芥類を飼料用に搬出処分するもの,あるいは可燃性雑芥を焼却炉により処理する場合のほか,公共下水道が完備した区域では,厨芥類をディスポーザで処理することがあるが'下水管内の異物堆積あるいは損傷原因となることがあり,また,処理場の負荷の増大などから,あまり利用されていない.特に病院のごみは一般事業体と異なり,施設外への搬出が不適当なものが多く,公衆衛生的見地からも,焼却炉の必要性は大きな比重となっているので,この問題について少し述べてみる.
一般の処理方法には,回収業者が再生を目的として般出処分するものと,厨芥類を飼料用に搬出処分するもの,あるいは可燃性雑芥を焼却炉により処理する場合のほか,公共下水道が完備した区域では,厨芥類をディスポーザで処理することがあるが'下水管内の異物堆積あるいは損傷原因となることがあり,また,処理場の負荷の増大などから,あまり利用されていない.特に病院のごみは一般事業体と異なり,施設外への搬出が不適当なものが多く,公衆衛生的見地からも,焼却炉の必要性は大きな比重となっているので,この問題について少し述べてみる.
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