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病院建築・17
小都市に建つ地域病院—千葉立東金病院
著者: 伊藤誠1
所属機関: 1千葉大学建築学
ページ範囲:P.96 - P.101
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千葉県にはさほど大きくない県立病院が3つある.そのうちのひとつが九十九型浜の中央やや内陸寄りの東金(とうがね)市に建つ東金病院である.この病院は,昭和28年,病床数50(一般22,結核28)で出発した.当時のこととて,いうまでもなく,木造の粗末な建物であった.その後,おいおい医療需要が増大し,反面,建物も老朽化してきたので,あらたな敷地を求めてこれを建て直し,病床数も100床に増すことになった.規模の小さな病院ではそれなりにいろいろと問題も多い.
建築の概要を紹介しつつ,それらのいくつかに触れてみたい.
千葉県にはさほど大きくない県立病院が3つある.そのうちのひとつが九十九型浜の中央やや内陸寄りの東金(とうがね)市に建つ東金病院である.この病院は,昭和28年,病床数50(一般22,結核28)で出発した.当時のこととて,いうまでもなく,木造の粗末な建物であった.その後,おいおい医療需要が増大し,反面,建物も老朽化してきたので,あらたな敷地を求めてこれを建て直し,病床数も100床に増すことになった.規模の小さな病院ではそれなりにいろいろと問題も多い.
建築の概要を紹介しつつ,それらのいくつかに触れてみたい.
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