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管理者訪問・29
秋田大学教授兼秋田県立中央病院長 前多 豊吉 先生
著者: 車田松三郎1
所属機関: 1東北大学
ページ範囲:P.65 - P.65
文献購入ページに移動病院の由来をみると,昭和20年4月に秋田県立女子医学専門学校が設置され,付属第一医院(私立小泉病院買収),付属第二医院(秋田県農業会組合病院譲受)を併設された.ところが,22年4月不幸にして校舎を焼失し,22年11月に学校および付属病院を廃止し,秋田県立病院が設置されたのである(楢山病棟,堀反病棟204床).27年12月には国立秋田病院の移譲をうけ,県立の中央病棟が設置(169床)された.さらに29年7月に秋田県立中央病院と名称も改められ(楢山病棟,堀反病棟,中央病棟448床),名実ともに堂々たる病院に発展したのである.現在では一般病床595,結核病床90,精神病床118,計803床という大規模病院と化したのである.
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