文献詳細
文献概要
病院と統計・8
静態・動態からみた傷病量
著者: 前田行雄1
所属機関: 1厚生省統計調査部
ページ範囲:P.68 - P.69
文献購入ページに移動図1は,国勢調査による人口と,人口動態統計による出生数および死亡数との関係を表わしたものである.すなわち,図は横軸に時間をとり,個人の出生を○,死亡を×で表わし,その間を直線で結んだものである.この図で,横軸の10月1日の点から点線を引くと,この点線と各直線との交点の数が国勢調査による人口を表わす.したがって静態統計は,時間的に継続して存在している対象を,ある一時点でとらえたものということができる.
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