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文献詳細

雑誌文献

病院3巻4号

1950年10月発行

文献概要

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臨床檢査室の在り方

著者: 小酒井望1

所属機関: 1東一研究検査科

ページ範囲:P.20 - P.23

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◇まえがき◇
 学校を出てから細菌学の極く狭い範囲にのみとじこもつていて,およそ臨床とは何の関係も持つていなかつた私が,つい2年前から当院の研究検査科の一員となつたばかりで,臨床検査室は如何あるべきかと云う様な大それた事を申し上げるのは誠におこがましい次第であるが,一基礎医学徒が臨床家の間に立まじつて,日常如何に観如何に考えているかを申し上げるのもあながち無意味ではあるまいと思う。
 それは基礎医学と臨床医学の間隙の些少な埋め草となろうとする私共基礎医学を学ぶ者の悲願でもあるからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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