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文献詳細

雑誌文献

病院30巻1号

1971年01月発行

文献概要

研究と報告【投稿】

わが国におけるオープンシステム病院の運営—その理念と実際

著者: 杉浦武朗12

所属機関: 1財団法人香雪会 2香雪記念病院

ページ範囲:P.105 - P.110

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はじめに
 日本の医学の主流は,戦前のドイツ学派から,戦後,アメリカ学派に移り幾多の制度が導入された.特にインターン制度と病院のオープンシステムは特記すべき2点であった.
 前者は,その導入後20か年に及んだのに,遣憾ながらステユーデントパワーの一拠点となり,ついに崩壊した.この原因は,日本のインターンは本場アメリカのInternではなく,実はExternまがいであったからだと一識者はいう.後者も諸方面で漸次実施されているが,はたしてその本質を生かしているか危惧の念をいだかしめる節々がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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