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文献詳細

雑誌文献

病院30巻10号

1971年09月発行

文献概要

第21回日本病院学会一般演題抄録 第3日5月22日(土) 一般演題44-71

第14群 看護管理—演題65-71

著者: 井上すゑ子1

所属機関: 1愛知県立高等看護学院

ページ範囲:P.98 - P.108

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65.看護部目標の実践とその成果
島根県立中央病院 杉谷 藤子
 当院においては,毎年看護部独自の目標をかかげ,その達成に努めてきたので,実践してきた事とその成果について発表してみたい,過去5カ年間毎年2つ,3つの目標をかかげてきたが,その1つには,看護の基礎となるもの,即ち看護婦の人間性に関するもの,2つには看護の細分化したものをあげ,昭和43年からは,事故防止をもかかげてきた.
 次に目標のきめ方であるが,従来目標は看護部長がきめ,1月の主任会議で伝え,その具体的な実践方法は,各病棟,外来におけるカンファレンスできめてきたが,目標に対する意識をより高めるには,提案制がよいと考え,昨年からは各病棟において協議の上きめた目標を主任会議で提案し,その中から採択することにした.次に実践事項であるが,目標達成のための全体計画は教育委員会でたてている.1月上旬に目標が決定されると,下旬の看護研究会,これは看護婦の約80%が出席する月2回の例会であるが,その場で看護部長が趣旨の徹底をはかるため,目標についての考えを述べてきたが,提案制に切りかえてからは婦長主任の数名が意見を述べ,部長がまとめをすることにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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