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研究と報告【投稿】
精神科におけるテレビ受像装置の使用
著者: 吉田登1 岩瀬清子2
所属機関: 1豊川市民病院精神科部 2豊川市民病院精神科
ページ範囲:P.111 - P.113
文献購入ページに移動最近,病院・診療所において,重症患者を観察するためにテレビ受像装置が用いられているが,精神科においても,保護室に収容した患者の状態を観察するのにテレビが利用されるようになった.
しかしながら,保護室を映し出す受像テレビを看護婦詰所に設置することによって,看護者の手数を省き,看護者が少なくてすむと誤解されやすいためか,‘定められた時間にスイッチを入れなければ無用の長物であり,治療上むしろマイナスとなることのほうが大である’などの批判が少なくないようである.
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