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特殊医療に積極的に取り組む神奈川県小児医療の前進—神奈川県立こども医療センター
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ページ範囲:P.13 - P.17
文献購入ページに移動 神奈川県は県民の健康福祉のために,総合的医療対策を立てている.そのひとつとして小児専門病院‘こども医療センター’を開設した.わが国の小児専門病院は,昭和40年に開設した国立小児病院だけというまずしい状況であった.しかし近年ようやく小児の健康に開心がもたれ,小児医療の特殊性が注目されるようになった.そして兵庫県にも小児病院が開設されるようになった.
こども医療センターは,昭和45年5月に一部開院し,11月に落成式をあげた.特徴のひとつとして,240床の小児病院だけでなく,50床の肢体不自由児施設,養護学校,40床の重症心身障害児施設から成り立っていることである.このほかに研究普及室,指導治療部がある.職員は医師約50人,看護婦約220人,医療技術職員約70人,その他70人である.
こども医療センターは,昭和45年5月に一部開院し,11月に落成式をあげた.特徴のひとつとして,240床の小児病院だけでなく,50床の肢体不自由児施設,養護学校,40床の重症心身障害児施設から成り立っていることである.このほかに研究普及室,指導治療部がある.職員は医師約50人,看護婦約220人,医療技術職員約70人,その他70人である.
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