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文献詳細

雑誌文献

病院30巻8号

1971年08月発行

文献概要

病院と統計

収入統計の分析

著者: 一条勝夫1

所属機関: 1病院管理研究析経営管理部

ページ範囲:P.10 - P.11

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外来収入と入院収入
 病院収入のうち主なものはもちろん,入院患者収入(入院収入および室料差額収入)と外来患者収入である。入院患者収入と外来患者収入との比率は,病院種別で違うのは当然のことである.一般病院の場合,(1)病床数が多い病院ほど入院患者収入が大きな割合となり,小規模病院ほど外来患者収入割合が大きくなる.(2)市街地病院ほど外来患者収入は多くなる.(3)私的病院ほど外来患者収入が多い.また,(4)外来患者数(収入)の比率の高い病院ほど病床利用率が高く,この比率の低い病院ほど病床利用率が低いか,平均在院日数が長い傾向がある.
 したがって立地条件・経営規模・診療科目など,諸種の組み合わせにおいて判定すべきものであるが,一般的には次のようにいえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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