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文献詳細

雑誌文献

病院30巻8号

1971年08月発行

文献概要

特集 病院内の防犯

病院荒しの被害傾向とその防犯対策

著者: 青木徳雄1

所属機関: 1警視庁防犯部防犯課

ページ範囲:P.39 - P.43

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病院荒しがふえている
 警察では,病院の施設や敷地内で発生した盗犯事件を,‘病院荒し’というひとつの項目を設けていろいろな統計をとっている.つまり,こうした統計項目が設けられているということは,それだけ病院内での泥棒の被害が多いことを物語っているといえよう.
 ところで,最近の病院荒しの被害傾向はどうだろうか.試みに,過去5年間に都内の病院で発生した侵入盗犯(注)だけについてみると,図1のように,昭和41年から44年まではだいたい500件から600件台を上下しているにすぎなかった.ところが,昭和45年度はこれが一挙に769件と前年より250件(48%)も多い異常な増加を示している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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