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病院建築・33
西ドイツの病院—その特性と最近の作品
著者: 池田有隣1
所属機関: 1京都工芸繊維大学
ページ範囲:P.85 - P.89
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ドイツの病院建築の最近の特徴を書く,というのが与えられたテーマであるが,スペースが限られているので,話がどうしても部分的断片的にならざるをえない.ご勘弁いただきたい.
さて,私が文部省在外研究員としてヨーロッパへ出張したのは,昭和43年から44年にかけてであった.最初,ベルリン工科大学の病院建築研究所で研究生活を送った後,ミュンヘン,ヴィーンの各工科大学やロンドンのIHF事務局,更に各地の病院建築家と連絡をもちながら,西ドイツを中心にヨーロッパ各地の病院建築の調査を行なった.その間,実際に訪問した病院は,西ドイツ33施設,その他の国を合わせて合計52施設である.
ドイツの病院建築の最近の特徴を書く,というのが与えられたテーマであるが,スペースが限られているので,話がどうしても部分的断片的にならざるをえない.ご勘弁いただきたい.
さて,私が文部省在外研究員としてヨーロッパへ出張したのは,昭和43年から44年にかけてであった.最初,ベルリン工科大学の病院建築研究所で研究生活を送った後,ミュンヘン,ヴィーンの各工科大学やロンドンのIHF事務局,更に各地の病院建築家と連絡をもちながら,西ドイツを中心にヨーロッパ各地の病院建築の調査を行なった.その間,実際に訪問した病院は,西ドイツ33施設,その他の国を合わせて合計52施設である.
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