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雑誌目次

雑誌文献

病院31巻1号

1972年01月発行

雑誌目次

特集 新しい病院への芽ばえ 新しい医療の試み・1

青森県下北地方における広域医療圏方策

著者: 福島高文

ページ範囲:P.22 - P.27

 昨年4月1日,青森県下北郡の全市町村,すなわちむつ市・川内町・大畑町・大間町・東通村・佐井村・脇野沢村・風間浦村の1市・3町・4か村が,行政区域を越えて地区内公的医療機関の統合を行ない,大同団結して新たに一部事務組合下北医療センターをつくった.
 これは崩れゆく地域医療を守るためにわが地区で行なわれたひとつの新しい試みであるが,これまでに至るその背景となるもの,実施にあたっての諸問題,具体的施策の実際と,更にはその内容に実施後6か月間の反省を加え,これから行なわれるであろう他地区への助言にも言及してみたいと考える.

新しい医療の試み・2

新しい医療を創る会

著者: 長尾和治

ページ範囲:P.28 - P.31

 日本の医療が今のままでよいと考えている人は,ほとんどいない.ところが医療に対する従来の世論,報道,論調は,暴露や告発,それに実りのない責任のなすりあいに終始することが,あまりにも多かった.また,新しい医療への試みは,医療の技術や設備の改良ではあっても,人の生命を守るための方策の改良ではないのが通例であった.
 このように混迷する医療からの突破口を求めて,昭和45年11月29日,熊本に‘新しい医療を創る会’が発足した.この会は,医療は住民のものであるという認識を原点に置いている.ほんとうに住民のため,また医師のために最善の医療とはどういうものかと考えると,やはり皆が心を割って話し合って解決していく以外にはないと考えている.いいかえれば,"あなたと一緒に,生命を守りましょう.健康を高めましょう"という会である.

新しい医療の試み・3

東京都養育院付属病院の新しい構想

著者: 豊田勲

ページ範囲:P.32 - P.34

●老人問題
 老人問題が今日ほど世論の関心を集め,その対策について真剣に取り組まれるようになったことはいまだかってなかったことである.平均寿命は延長し,老齢人口の増加率が急速に伸びていることは明らかである.
 厚生白書によると,15歳から64歳までのいわゆる生産人口に対する65歳以上の老齢人口の比率,すなわち老年人口指数が昭和70年にはだいたい6対1になるという.

新しい医療の試み・4

長崎大学付属病院の外来診療の改革

著者: 高岡善人

ページ範囲:P.35 - P.37

 従来の日本の大学病院の外来診療が旧状のままでよいと考えている人は少ないであろう.患者は廊下にあふれ,担当医が若いうえに交代しがちで,患者を早く片づけようとするので,待ち時間3時間,診察時間3分のモデルになっている.
 しかも戦前から保守的・封建的雰囲気で有名な日本の医学部付属病院では,この欠陥がいっこうに改善されようとしなかった.当院では後に述べるような自然の成り行きから,大学紛争とは無関係に,外来診療の改善が進んでいる.これくらいのことがマスコミに取り上げられ,他の大学病院で実施できないことこそ不思議である.

新しい医療の試み・5

PL東京健康管理センター

著者: 松岡茂 ,   桂戴作 ,   松岡研 ,   河部康男 ,   管沼源二 ,   八坂敏夫

ページ範囲:P.38 - P.41

 今日の医学界で解決を迫られている問題は数多くあるが,そのなかでも特に癌,脳血管障害,心臓病などのいわゆる成人病治療の困難性は,大きくわれわれの前途に立ちはだかっている.また一方では,医学の進歩に伴う細分化や,特にME機器の開発による自動化は,一歩あやまれば人間不在・患者不在の方向に陥る危険性を内包しているとも考えられ,ますますその様相を複雑にしている.更には心臓移植に象徴されるように,医学の進歩そのものが,新しい意味での医の倫理性をわれわれに投げかけている時代でもある.
 このように考えてみると,今日ほどこれらの問題を統合して真の医学の樹立——それは医の倫理性を含めて人間尊重の医学1)——を要求されている時代はないといってよいだろう.そして人間尊重の医学とは,生命の絶対性を考えるときに,それはほんとうの意味での予防医学を指しているのである.この小文の目的はこのような点について,われわれの考えの一端を述べ,更にこの考えに基づいて出発したPL東京健康管理センターの概要を述べてみたい.

新しい医療の試み・6

慶応健康相談センター

著者: 五島雄一郎

ページ範囲:P.42 - P.43

 慶応健康相談センターは昭和45年6月1日に発足し,慶応病院の別館の一部に開設された.
 従来から,健康に関する相談は病院診療の一部として行なわれていたが,病人の診療のあいまに行なわれるために十分な相談が行なわれていたとはいいがたい.また健康者が病人と接触することが,ことに子どもにおいては感染の危険も考えられることから,健康に関する相談を1か所にまとめて行なわれることが理想的であると考えられる.かかる観点から,あらゆる健康に関する相談をまとめて引受けるための慶応健康相談センターを設立することにしたわけである.

病院と統計

病院の規模と病床の利用状況

著者: 前田行雄

ページ範囲:P.10 - P.11

 病院報告は,毎月全国の病院から管轄保健所を経て厚生省に報告されるもので,調査項目は,月末病床数,在院患者延数,月末在院患者数,新入院患者数,退院患者数,外来患者延数などとなっている.
 今回は,昭和45年の病院報告によって,病院の利用状況を観察してみよう.

グラフ

いま病院に求められているもの—日本バプテスト病院

ページ範囲:P.13 - P.17

 日本バプテスト病院はユニークな病院である.京都東山のふもと北白川の個人の大邸宅を病院に改装したので,いわゆる病院らしさがない.しかしこの病院のユニークさは静かなすばらしい環境にある建物であるからというだけではない.そこで目ざす姿勢がユニークなのである.患者さんへの入院のシオリの巻頭に,この病院の目的として"民族・宗教・社会的地位の差別なく,来院されるすべての人びとに,できうるかぎりの医療を行ない,キリストの愛と福音を証しすること"とある.これはりっぱな決意である.
 旗じるしをこうはっきりと言い切れる病院は多くはあるまい.——しかし決意は述べられ,旗じるしは立てられるであろう.それは建前であるから.

国立療養所東京病院長 砂原茂一氏

著者: 植村敏彦

ページ範囲:P.18 - P.18

 1000床の2施設が合併して発足した国療東京病院の10周年を,この春祝ったが,この間の院長業務だけでも相当のものと思うが,それが1割以下にしか感じられない各方面への活躍ぶりは,全く超人的である.
 わが国最初のリハビリテーション学院を作り,OT・PT制度の法制化およびリハビリテーション医学会の発足に参与し,中央社会福祉,身体障害者福祉,医療関係者,結核予防などの各審議会の重要メンバーとして,医療および福祉制度のレベルアップに果たしている功績は大きい.学問的には,十数次に及ぶ国療化学療法共同研究を主宰し,その発表は欧米からも注目されている.中央薬事審議会委員も押しつけられたのは,INH代謝研究に始まる臨床薬理学の啓蒙的努力に負うものであろう.ここ数年は,日米医学協力研究会の委員まで押しつけられ,年に1,2回訪米するご苦労まで加わった.

将来の病院と医療・1

日本医師会長 武見太郎氏へのインタビュー

ページ範囲:P.44 - P.51

●現在の病院は歴史的遺物にすぎない
 本誌 さっそくですが,先日の日本医師会の病院分類に関する報告について,どうお考えですか.
 武見 あれは皆に勉強させようと思ってテーマを出したんです.病院分類に関する意見というのは,どこからも出ていないでしょう.私は日本の病院を勉強している連中は何を考えているだろうと思うんです.あの委員長を勝沼君にしたのは,公衆衛生分野と病院と全く関係はないでしょう,日本では.

主婦連合会副会長 春野鶴子氏へのインタビュー

ページ範囲:P.52 - P.56

●医療への疑惑は雲のように広がっている
 本誌 春野さんはわが国の医療は危機にあると思われますか.
 春野 危機にあるんでしょうね.危機の原因は,制度の前に,医療に携る方々が患者に愛情をもっているか,もう1回初心にもどって,医は仁術だということを考え直していただきたいですね.

時評

中医協審議に転換をもたらす道

著者:

ページ範囲:P.57 - P.57

 昭和46年12月21日の朝,診療報酬緊急是正についての中医協の審議はまたもや決裂し,その1月実施はお流れとなった.医師会側委員が,突如としていったんは賛成をした厚生大臣に対する建議案の2項,3項の削除を求めたために,支払側委員と意見が完全に衝突してしまったためだ.
 8月5日の中医協の審議再開以来,33回もの会合を重ねて,ようやく最後の合意に達したかに見えた土壇場でこうしたドンデン返しが起こったということは,未曽有のことだ.日医側の委員が述べたと言われる‘先ほどの第2,第3項については判断の誤りがあったから取り消してもらいたい’というセリフも,これまた,ひとつの委員会の責任ある委員のことばとしては,未曽有のことといえる.

招待席

欧米のICU・CCU看護

著者: 山下九三夫 ,   中島由美子 ,   伊津フサ子

ページ範囲:P.58 - P.66

病院におけるICU・CCU設置の気運が,ようやくわが国でも芽生えはじめているが,わが国よりも一歩先んじている欧米諸国のICU・CCUで,実際に訓練を受け,また看護もしてこられた2人の看護婦さんを本招待席にお招きして,その実態とわが国のICU・CCU看護の問題点をお話しいただいた.

病院史のひとこま

中央滅菌材料室の普及をみて—23年前の思い出

著者: 原素行

ページ範囲:P.68 - P.68

歴史はくり返すともいう.前車のてつを踏むなともいう.しかし歴史から学ぶものが多いことを皆は知っている,病院史の中で,病院人や医療従事者はどう歴史の中にいただろうか,そして今に引き継ぐものは何だろうか

管理者訪問・46

青森県立中央病院長 佐藤三郎先生

著者: 車田松三郎

ページ範囲:P.69 - P.69

 十和田湖などの観光地や青森リンゴの産地として昔から知られている青森県は,東北の最北端にあり,その県庁所在地の青森市は本州の北の玄関となっている.県立病院は,この青森市のほぼ中央,国道4号線を前にして,側方に県庁をひかえた便利のよいところにある.
 当院は,昭和27年に開設されたという.実は,もっと昔に青森医専の付属病院があり,それを受け継いでいるように思っていたのであるが詳しく話をうかがってみると,戦災で一掃されたとのことで,その病院は跡形もなくなっていた.

看護管理・1

看護配置について

著者: 鵜飼チズ

ページ範囲:P.70 - P.71

看護の問題は幅広く根は深い.しかしいま一度"看護管理"に焦点をあてて考えることは決してむだではない.取り巻く状況はママならぬが,‘さしあたり’式ではあれ,この1年さまざまのテーマで追ってみよう.

医事業務あれこれ事例集・1

基準看護と患者付添人

著者: 町支義明

ページ範囲:P.72 - P.73

医事課の実務は,法律とか現場からの要請とか,実際の面でいろいろの苦労がある.参考書も,もうひとつ物足りない.そこでこれから1年,‘医事業務あれこれ事例集’と銘打って,名古屋第一赤十字病院の町支医事課長に,具体的に執筆していただくことにした.

検査室の窓から・1

脱内科医への道

著者: 冨田重良

ページ範囲:P.74 - P.75

院内交通の要衝である検査室.病院内のさまざまな問題点が交錯する検査室.県立尼崎病院の冨田重良先生に1年間,そこから見た感慨や提案などをざっくばらんに書いてもらうことにした.題して"検査室の窓から"

日常管理

職員の入浴管理

著者: 上林三郎

ページ範囲:P.79 - P.82

 日本人の入浴好きは有名であるが,病院という職場は特にその業務の特殊性から,手術のための清潔さや,業務上の汚染のために入浴して身体を清潔にしなければならない部署がある.ところが入浴時間も一定せず,24時間まちまちだったり,一方宿舎が医師・看護婦,学校といろいろあり,それぞれの宿舎に入浴設備がある——というようなことで,その管理にはなかなか困難な面がある.

病院の広場

これまでの病院とこれからの病院

著者: 飯田喜俊

ページ範囲:P.83 - P.83

 淀川キリスト数病院は,関西における1つの総合病院として,大阪市の北部に存している.それは特に他の病院とは変わらぬ建物であるが,人はこの病院の玄関にはいった時,普通の市民病院や国立病院とは異なった雰囲気を感ずるという.その異なった雰囲気とは何なのだろうか?
 淀川キリスト教病院は17年前にアメリカの南長老派教会の献金によって建てられた.その際に贈られた献辞"癒しの奉仕による人の救いと神の栄光のためにこれを捧げる"は今も病院の玄関に掲げられ,病院のモットーとして訪れる人びとの目をとめさせている.この病院が創設された時,院長のF.A.ブラウン博士は,そのあり方として, (1)適切にしてよく行き届いた治療 (2)最新の設備 (3)よく訓練された職員 (4)活きたキリスト教信仰をその目標に掲げた.

私的病院からのレポート・1

—社会福祉法人京都博愛会 冨田病院—入院診療に主力を注ぐ

著者: 一条勝夫

ページ範囲:P.84 - P.90

 先月号で小誌は第21回日本病院学会シンポジウム"中小病院の現状と問題点"を再録した.その中でも強調されているように,中小病院,なかんずく私的病院といわれる医療施設の経営は困難をきわめている.しかし八方フサガリというわけではない.私的病院の経営——それはどのようなものであるか,どうあらねばならぬか,読者とともに考えていくために今月号から新しい欄がスタートする.その第1回が京都・冨田病院.

病院建築・36

わが国の病院建築の水準と今後の目標(2)

著者: 筧和夫

ページ範囲:P.91 - P.96

中央診療施設において
 1.だいたい獲得された水準
 1)中央化の確立
 まずもって,中央診療施設の概念が一般化し,その概念のもとに構成された手術・検査・放射線等々の部門が,各科を離れてそれぞれに中央化され,独立の部門を形成するようになったこと,そして,それが建築の平面計画の上にも明確に提示されてきたことをあげねばなるまい.これらは今日ではもはや全く常識ともなっている事柄ではあるが,更に中央診療施設の各部門がそれぞれに病棟・外来診療各部からの利用上の結合形態に応じて,院内における平面上の位置づけを決定されるという設計が次第に広く行なわれつつあることも高く評価せねばならない.
 これらの中央化の動向の中で,特に‘中央材料消毒室’の出現・定着は,病院管理,病院機能の全く新たな側面を展開したものとして特記すべきであろう.

精神医療の管理・1

総合病院精神科の機能

著者: 原俊夫

ページ範囲:P.97 - P.103

はじめに
 この10年くらいの間に,総合病院に精神科が併設されることが多くなってきたことは事実であり,その理由として,向精神薬などを通じて他科の医師が精神科医の必要性をある程度感じてきたことと,一般患者にも以前のような精神科ないしは神経科に対するいわれなき恐怖や受診の恥かしさが薄れてきて,併設の需要が高まってきていることをあげることができるであろう.しかし,実際においては,まだ他科の医師の精神科医や精神医療に対する偏見と不信と無理解にぶつかることは稀ではないし,精神科の併設がほんとうに医療面での必要性から出ているのか,‘うるさい患者’のために他科の医師の診療時間がとられたり,看護婦などとのトラブルが起こるのを単に回避する手段として精神科にそれを押しつけるのを目的としているのか,はなはだあいまいな場合が少なくない.
 一方,われわれ精神科医のほうを省みるならば,総合病院の中で自分がいかにあるべきかという基本的な姿勢や視点を欠いていたり,精神医療全体の中で果たすべき役割をはっきりつかんでいなかったりするため,新たに併設された総合病院精神科に赴任しても,精神病院勤務の精神科医とさえ意志の疎通を欠くことすら現実にみられる.

研究と報告【投稿】

入院案内書の検討—東京看護学セミナー‘入院時オリエンテーション研究班’

著者: 山田幸子 ,   荒木久恵 ,   石丸美枝 ,   石鍋圭子 ,   神村真紀子 ,   木下安子 ,   柴田恵美子

ページ範囲:P.105 - P.108

はじめに
 Esther Lucile Brown1)が指摘するように,病院が患者の受け入れに際して,‘患者の期待に応えるほどの暖かい歓迎を提供する所はほとんどないのではないか’と反省する.そして‘患者が,ある病院に足を踏み入れた瞬間に,ここかしこに歓迎の手が,意外なほど温かく,またみたところまったく自発的にさし出される’ような入院受け入れをしたいと考える.こうした立場から,1969年,入院時,看護婦によってなされるオリエンテーションの有効性について検討を行なった2).この過程において,多くの病院では,入院前に案内書の配布がなされており,これとオリエンテーションとの関連についても考察する必要があることに気付いた.
 1970年,都内の病院より案内書を収集,分析を行ない3),これに引き続き今回は入院案内書に対する患者の意見を求め,案内書の有効性について検討した.

準則所定勘定科目の集約—経理処理前進への提言

著者: 大野武雄

ページ範囲:P.109 - P.112

勘定科目集約の必要性
 病院会計準則が定めている勘定科目数はたいへん多い.そしてそれは経営主体にとって,経営管理上必要欠くべからざる要素であることは事実である.特に原価計算の場合の原価要素となる科目は,過去いくたびか実施された原価計算法に対する反省と,今後あるべき医療原価の構成要素として決定をみたものであろうと思われる.
 だが帳簿式会計制度をとっていると——この例は多い——総勘定元帳に多量の口座が設定される結果,記帳に相当な労力が費される.そして総勘定元帳から誘導して作成される試算表も貸借不一致が生じやすい欠点も実務上否定することができない.試算表には本来2つの機能があるが,貸借のバランスがとりにくいということは,検証機能の低下であるし,また完成されても科目数が多いために一覧して財政状況・経営成績を判断するわけにはいかなくなる.貸借対照表および損益計算書としての機能も薄弱になるといえよう.つまり帳簿式会計制度をとっているかぎり,これらの制約は免れがたいのである.制約から脱却するためには,勘定科目を集約することが必要となろう.

霞ガ関だより

国立療養所における重症心身障害児(者)および進行性筋萎縮症児(者)の実態

著者:

ページ範囲:P.114 - P.115

 国立療養所は,従来,結核患者の医療に主力をおいてきたが,最近における医療需要の変化に対応すべく,結核医療の最終拠点を目ざしつつも,地域の実情を考慮しながら精神疾患,小児慢性疾患,運動器慢性疾患などの各種の慢性疾患の医療体系の中核となるべく努力している.この一環として重症心身障害児(者)については昭和41年度から,進行性筋萎縮症児(者)については昭和39年度からこれらの病床を設置し,その療育を行なってきた.
 なお,両施設の設置状況および病床数は表のとおりであり,この分野においては国立療養所が大きな役割を果たしてきたといえよう.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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