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人
国立療養所東京病院長 砂原茂一氏
著者: 植村敏彦
所属機関:
ページ範囲:P.18 - P.18
文献購入ページに移動わが国最初のリハビリテーション学院を作り,OT・PT制度の法制化およびリハビリテーション医学会の発足に参与し,中央社会福祉,身体障害者福祉,医療関係者,結核予防などの各審議会の重要メンバーとして,医療および福祉制度のレベルアップに果たしている功績は大きい.学問的には,十数次に及ぶ国療化学療法共同研究を主宰し,その発表は欧米からも注目されている.中央薬事審議会委員も押しつけられたのは,INH代謝研究に始まる臨床薬理学の啓蒙的努力に負うものであろう.ここ数年は,日米医学協力研究会の委員まで押しつけられ,年に1,2回訪米するご苦労まで加わった.
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