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文献詳細

雑誌文献

病院31巻1号

1972年01月発行

文献概要

国立療養所東京病院長 砂原茂一氏

著者: 植村敏彦

所属機関:

ページ範囲:P.18 - P.18

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 1000床の2施設が合併して発足した国療東京病院の10周年を,この春祝ったが,この間の院長業務だけでも相当のものと思うが,それが1割以下にしか感じられない各方面への活躍ぶりは,全く超人的である.
 わが国最初のリハビリテーション学院を作り,OT・PT制度の法制化およびリハビリテーション医学会の発足に参与し,中央社会福祉,身体障害者福祉,医療関係者,結核予防などの各審議会の重要メンバーとして,医療および福祉制度のレベルアップに果たしている功績は大きい.学問的には,十数次に及ぶ国療化学療法共同研究を主宰し,その発表は欧米からも注目されている.中央薬事審議会委員も押しつけられたのは,INH代謝研究に始まる臨床薬理学の啓蒙的努力に負うものであろう.ここ数年は,日米医学協力研究会の委員まで押しつけられ,年に1,2回訪米するご苦労まで加わった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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