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第22回日本病院学会一般演題抄録 第1日 5月25日(木) 一般演題 1-63
第5群 看護管理 I—演題29-(35)
著者: 井上ユキエ1
所属機関: 1愛知県立総合看護学院
ページ範囲:P.39 - P.42
文献購入ページに移動虎の門病院看護研究委員会代表 高橋 正子
繁雑化する医療の中で,問題点を残したまま退院する患者が少なくない.入院から外来通院に至るまでの継続した保健指導の必要性を痛感し,看護研究委員会では年間の研究テーマとして取り上げた.
これを実施するにあたり,病棟と外来間の一貫した指導をする,全科を一形式におさめ繁雑さを防ぐ,1人の患者に対し3交代の看護体制の中で誰もが系統的に指導にあたれるようにする,などの目的のもとに退院指導用紙を試作し検討を重ねた.第1案,第2案と改良を加え,現在の業務の流れの中に適応させることを前提として,1つのサイクルを決め実施した.その間病棟と外来のスタッフの意見の交換会を行なって意志の統一を図った.
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