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特集 夜間診療体制
わが国‘救急医療センター’の実態
著者: 大内正夫1
所属機関: 1済生会神奈川県病院・神奈川県交通救急センター
ページ範囲:P.40 - P.43
文献購入ページに移動 交通事故による死者は年間1万数千人,傷者はおそらく100万を越すであろう.
これら交通事故はもちろん,あわせて一般の突発的発生の傷病者を救急診療するいわゆる‘救急病院’がある.正確には‘救急告示医療機関’というのだが,これは病院なり診療所が救急医療に協力してやろうと都道府県知事に申し出て (1)常時医師がいること (2)救急医療を行なうため必要な施設および設備を有すること (3)傷病者を搬入するに適した所在,構造を有すること (4)救急患者に対し専門または優先的に使用される病床を有すること,という4つの基準に該当していると認められると,はじあて救急医療機関として告示されるものである.
これら交通事故はもちろん,あわせて一般の突発的発生の傷病者を救急診療するいわゆる‘救急病院’がある.正確には‘救急告示医療機関’というのだが,これは病院なり診療所が救急医療に協力してやろうと都道府県知事に申し出て (1)常時医師がいること (2)救急医療を行なうため必要な施設および設備を有すること (3)傷病者を搬入するに適した所在,構造を有すること (4)救急患者に対し専門または優先的に使用される病床を有すること,という4つの基準に該当していると認められると,はじあて救急医療機関として告示されるものである.
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