文献詳細
文献概要
私的病院からのレポート・10
—大阪市・南大阪病院—一代でつくり上げた700床の病院
著者: 一条勝夫1
所属機関: 1病院管理研究所
ページ範囲:P.90 - P.98
文献購入ページに移動 昭和26年,115床の総合病院としてスタートした南大阪病院は,この20年間のあいだに700床を備える大病院にまで発展してきた.この先,まだまだ遠大なご計画を胸にお持ちの内藤景岳院長(写真左)は,果敢断行のバイタリティあふれる強烈な個性の持主である.毎日,全職員を集めて朝礼をする,病院歌を歌う,病院旗を飾る,医学雑誌をつくる,患者への新聞を発行する—どれもこれも,院長の個性がつくり出したものである.しかし,‘大阪という土地にあるうちの病院でしかできないことなんや’と話しているところをみると,ユニークさの限界もきちんと心得ておられるご様子.
60歳を迎えてますます意気上がる内藤院長に,これからまた何を見せていただけるか,それがとても楽しみである.
60歳を迎えてますます意気上がる内藤院長に,これからまた何を見せていただけるか,それがとても楽しみである.
掲載誌情報