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文献詳細

雑誌文献

病院31巻12号

1972年11月発行

文献概要

特集 病院給食の変貌

コンピュータを利用したサイクルメニューの試み

著者: 中野迢1

所属機関: 1京都市立病院栄養科

ページ範囲:P.52 - P.55

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●はじめに
 病院給食は,とくに高度化する病院医療に十分な役割を果たさなければならない時期に到来している.先人が示した過去の病院給食に関する業績や,体系づけられてきた給食は,食事療法の分野で高く評価されてきた.昨今,病院では,患者に対する病院機能を生かした治療サービスの充実が最も重要視され,そのためにも病院給食の事務量の軽減が必要で,病院給食の計画業務のひとつである献立作成や,患者に給食した実態把握のひとつである栄養価計算が,コンピュータの導入で効果をきたさなければという気運が高い.
 当院栄養科が京都市計算センターに機械処理による計算を依頼し,献立作成などを試行してきたので,反省を含め,ここでは,コンピュータの活用やコンピュータを導入できにくい問題点についての私見を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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