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文献詳細

雑誌文献

病院31巻12号

1972年11月発行

文献概要

医療業務あれこれ事例集・11

レセプトの返戻および査定減に関する課員教育とその処理要領(1)

著者: 町支義明1

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院医事課

ページ範囲:P.72 - P.73

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誤請求を減少させるためには
 病院企業における医事課の役割のなかで,最も重要といわれ,かつ宿命的な責任業務とされているものに診療報酬の保険請求という膨大な業務(当院では毎月約1万5,000件の請求がある)がある.困ったことには,この保険請求業務というものには,きわめて,きびしい期限的制約(すなわち,社会保険および諸法関係の診療報酬については,診療月の翌月7日または8日(地方によって多少の差がある)までに請求し,国民健康保険および労災保険などは翌月10日までに国保連合会または労働基準監督署などへ請求する)が課せられており,もし当該所定の期間内に診療報酬請求しない場合は,法律によって支払いが1か月遅延することになっていることはご存じのとおりである.
 また請求した診療報酬については,審査委員会というところで厳重な審査を受け,無事に審査をパスした診療報酬についてのみ支払われることになっていることも衆知のとおりである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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