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国立療養所青森病院長 沼畑 哲三 先生
著者: 車田松三郎1
所属機関: 1東北大学
ページ範囲:P.69 - P.69
文献購入ページに移動 温泉の町,浅虫は,今では青森市の一部となって,別名東北の熱海などともいわれ,観光地としても知られている.国立療養所青森病院はこの浅虫町内で,日本海に面した高台の風光明媚な所にある.当院は旧国立療養所臨浦園であったが,今年7月に国立青森療養所を統合し,国立療養所青森病院と名称も改められ,その初代院長として就任されたのが沼畑先生である.
先生は,東北帝国大学医学部を昭和12年にご卒業,内科学(結核)を専攻.卒後まもなくして,日支事変のため軍医として召集された.17年に帰国され,一時東北大学抗酸菌病研究所に籍をおきその後3年間釜石製鉄所病院に勤務した.22年日本医療団結核療養所臨浦園に3代めの院長として招かれ,この7月までその任にあたられたのである.
先生は,東北帝国大学医学部を昭和12年にご卒業,内科学(結核)を専攻.卒後まもなくして,日支事変のため軍医として召集された.17年に帰国され,一時東北大学抗酸菌病研究所に籍をおきその後3年間釜石製鉄所病院に勤務した.22年日本医療団結核療養所臨浦園に3代めの院長として招かれ,この7月までその任にあたられたのである.
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