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製鉄の町,八幡の病院—九州厚生年金病院
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ページ範囲:P.13 - P.17
文献購入ページに移動昭和39年心臓センター,44年には成人病センターをつくった.そしてまた,日本ではいちばん最初ではないかと思われる"吸入療法"も始められた.ぜんそくなど,慢性気管支炎の患者のためである.いずれも,住民の必要性に応じてつくられたものである.院長は,もう一歩進めて,患者が来るのを待つだけでなく,病院のほうから出かけていくことも考え始めておられるという.身動きのできない老人の患者がふえてきたためである.老人は,ここでも大きな問題となっているのだ.
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