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文献詳細

雑誌文献

病院31巻7号

1972年07月発行

文献概要

病院と統計

傷病量の動向

著者: 前田行雄1

所属機関: 1厚生省大臣官房企画室

ページ範囲:P.10 - P.11

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 病院や診療所で受療した者だけでなく,買薬で治療した者,薬も飲まずに寝ていた者などを含んだすべての傷病量をとらえるものとしては国民健康調査がある.この調査は,毎年1回10月頃に行なわれており,世帯を通して観察する傷病調査である.各世帯には,あらかじめカレンダー式調査票が配布され,各世帯員ごとに毎日の健康状況を自計し,さらに調査員が各世帯を訪問してそれを確認し,別の調査票に転記する方法をとっている.なお,この調査でいう傷病の定義は次のとおりである.
1)身体または精神が異常状態になったため,なんらかの治療処置をした場合.2)身体または精神が異常状態になったため,治療処置はしないが床につくか,1日以上日常の業務を中止した場合.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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