文献詳細
病院建築・42
文献概要
最近,病院にもようやくいくつか高層建築の例がみられるようになった.筆者自身が現に取り組んでいる国立医療センターも,地下2階・地上16階というかつてなかった高さのものである.そこで本稿では,病院の場合,どのような条件のときに高層化が必要とされ,そうすることによってどんな利点が期待でき,さらにまたそこにはいかなる問題が横たわっているか,などといったことがらについて考えてみたい.
実をいうとこのテーマは,5年ほど前の病院学会のシンポジウムに取り上げられ,筆者もそれに参加したのであったが,当時はなにぶんにもまだ机上論の域を出なかった.今あらためて,経験を通じて学んだところをも含めて,問題点を整理しておこうとするゆえんである.
実をいうとこのテーマは,5年ほど前の病院学会のシンポジウムに取り上げられ,筆者もそれに参加したのであったが,当時はなにぶんにもまだ机上論の域を出なかった.今あらためて,経験を通じて学んだところをも含めて,問題点を整理しておこうとするゆえんである.
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