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文献詳細

雑誌文献

病院31巻8号

1972年08月発行

文献概要

特集 生まれかわる病院組織

感染症センター

著者: 柳下徳雄1

所属機関: 1東京都立豊島病院・伝染科

ページ範囲:P.52 - P.55

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 わが国では,伝染病院といえば法定伝染病を強制隔離して診察する病院とされてきた.しかし,近年,これが大きく変わろうとする情勢にある.すなわち,伝染病予防法の改正がいろいろの面で検討されているが,その中で伝染病院のあり方については,現在のところ次のように構想されている.
 昭和45年6月,伝染病予防調査会が厚生大臣に提出した中間答申では,‘伝染病院については,従来の隔離病院的な考え方を改め,伝染病予防の対象疾病の拡大に呼応して,伝染病全体の診断・治療を行なうものとし,さらに,その研究・開発を含めた施設(感染症センターともいうべきもの)に改編し,情報管理についても重要な役割をになわせることが適当……’とある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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