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文献詳細

雑誌文献

病院32巻13号

1973年12月発行

文献概要

第23回日本病院学会演題選

手指消毒の実態と消毒薬の効果について

著者: 宮田メリ子1 松尾月子1 大畠カネ子1 幸保文治2

所属機関: 1日大板橋病院看護部 2日大板橋病院薬剤部

ページ範囲:P.94 - P.97

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緒言
 手指消毒には消毒薬としてクレゾール石鹸液,逆性石鹸液,クロルヘキシジン・グリコネート溶液がよく用いられており,従来用いられていた昇汞水は,ほとんど使用されなくなってきている.
 手指消毒については消毒液を1日何回かえたらよいか,また何人くらい手洗いしたら効果がなくなるものか,日常使用しているのにもかかわらず正確な解答は出ていない.個々の消毒薬の濃度と殺菌力との関係についての実験的なデータはたくさんあるが,実際に基づいた報告はきわめて少ない.われわれはまず手指消毒の実態を調べ、その実態に基づき,各消毒薬の効果について実験的に検討を加え,着干の知見を得たので,ここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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