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病院におこりやすい法律問題・3
病院と不法行為
著者: 饗庭忠男1
所属機関: 1慶応大学法学部
ページ範囲:P.86 - P.87
文献購入ページに移動事例 臨時で,5年ほど前まで勤務していた看護婦をパートで使ったところ,注射液のラベルを見誤って患者に注射,幸い大事に至らないで済んだが,結局入院期間が2週間ほど延びることになった.
患者は直接病院長のほうに損害賠償を求めた.当の看護婦はすでにパートに来ていないので請求はしないようである.この看護婦は,継続的でなく,単に3日間来ただけであった.これは病院の不法行為となるだろうか.
患者は直接病院長のほうに損害賠償を求めた.当の看護婦はすでにパートに来ていないので請求はしないようである.この看護婦は,継続的でなく,単に3日間来ただけであった.これは病院の不法行為となるだろうか.
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