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文献詳細

雑誌文献

病院32巻5号

1973年05月発行

文献概要

特集 看護に提言する

看護婦の管理能力の触発とその必要性—とくに病院看護部門の幹部に対して

著者: 尾村偉久1

所属機関: 1国立小児病院

ページ範囲:P.28 - P.31

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●はじめに
 病院職員の過半数を占め,患者に常時直接接触して患者と病院の間の要(カナメ)となっている看護部門のあり方は,現在病院経営を左右する大問題であり,このことは現に看護婦のいわゆるニッパチ制(月8回以内複数夜勤制)問題や,看護職員の確保難が,病院業務の縮小や病院紛争の最大の原因になってきていることからも明らかである.このためには,看護部門の管理にあたる総婦長,副総婦長,婦長,主任の職にある幹部看護婦の管理能力に対する期待は大きなものであるが,従来本誌をはじめとする数多くの場で,‘総婦長論’とか‘看護管理論’とかのテーマで論じられてきているので,ここではそれとの重複を避けて,若干異なった観点から論じてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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