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特集 週休2日制
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病院をたとえば土・日連休の週休2日制にした場合,外来2日休診,回診2日なしという事態も招く.患者にしてみれば,病院の‘公共性’に疑問を感じることにもなりかねない.地域唯一の病院,あるいは救急センターとあらばなおさらのことである.しかし,週休2日制が時のすう勢だとすれば,病院もこれに対して拱手傍観はできないであろう.ここに掲載するレポートは,1年365日無休外来診療体制を保ちながら,チームのローテーションによって,職員の週休2日制実施にふみきった豊洲厚生病院(本誌32巻5号‘私的病院からのレポート’で紹介)からの興味ある‘実験的’報告である.
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