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文献詳細

雑誌文献

病院32巻8号

1973年08月発行

文献概要

問いかける沖繩・8

離島診療の実態

著者: 伊波茂雄1

所属機関: 1沖縄県厚生局

ページ範囲:P.66 - P.67

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北・中・南部の3群島に分かれる
 沖縄県は全国唯一の島県である.弧状に九州南方海上から台湾近くまでのびていて,太平洋と東支那海にまたがり,東西約450km,南北約650kmの海域に散在する40の有人島を有する島県である(無人島を含めると約70の島がある).
 県全体が日本プロパー(沖縄では本土と呼んでいる)から遠く離れているうえ,最大の島であり,県庁所在の島である沖縄島でさえ,佐渡ケ島より小さい.この沖縄県の40の有人島集団は大別して3つの群島に分けることができる.すなわち,県の北部に位置する沖縄群島,中部の宮古群島,および南部の八重山群島である.地理的・行政的にこの3群に分けられ,かつ珍しいことに3群島の住人の使用する言葉はお互いに異なっている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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