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文献概要
特集 医療計画
高福祉社会,高技術社会の病院
著者: 武見太郎1
所属機関: 1日本医師会
ページ範囲:P.26 - P.27
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病院は病者を収容する施設として定義づけられてきた.これは歴史的な定義として永久に残るかもしれない.ことに20床以上を病院とするというような規定が医療法に設けられているけれども,これは病院の本質と機能とについて何ら考慮がはらわれていないで,ホテルのベッド数に対応するものとしか病院を考えていない.また,栄養管理者あるいは看護婦,医師らの定員制が定められているけれども,これは何ら病院の質を代表するものではない.
病院は病者を収容する施設として定義づけられてきた.これは歴史的な定義として永久に残るかもしれない.ことに20床以上を病院とするというような規定が医療法に設けられているけれども,これは病院の本質と機能とについて何ら考慮がはらわれていないで,ホテルのベッド数に対応するものとしか病院を考えていない.また,栄養管理者あるいは看護婦,医師らの定員制が定められているけれども,これは何ら病院の質を代表するものではない.
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