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文献詳細

雑誌文献

病院33巻11号

1974年11月発行

文献概要

医療環境整備に邁進 大分県立病院 徳岡三郎院長

著者: 小野田敏郎1

所属機関: 1佼成病院

ページ範囲:P.20 - P.20

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 大学のじぶん,わがクラスにシャルマン・クラブというものあり,ダンスなどをこととして勉強には精を出さず,榊原仟,羽田野茂,それに徳岡三郎などといった面々がその主力メンバーであった.このことは卒後の勉強こそ第一義ということの一例である.卒後わが徳岡君とともに見習士官として近衛の連隊にはいりともに鍛えられる.彼は陸軍軍医学校において研鑚し,その後学校の整形外科の教官として学生の教育にたずさわる.戦運非なるとき,彼はマニラ陸軍病院の傷兵をルソンの山中にまもる.
 いまから5年まえ,日本病院協会Study Tourで大分を訪れたとき,彼はこの鎮西の地に專門の領域に患者の信を得,さらに県立病院長としてその人がらは県官民の信頼を博して,このとし完成されたがんセンターを合して610床の大病院を完成しておられた.これに接した看護学院はまたわれわれの模範となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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