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文献詳細

雑誌文献

病院33巻2号

1974年02月発行

文献概要

特集 事例からみた労働問題 事例

複雑な労使の三角関係

著者: 藤田栄隆1

所属機関: 1大阪赤十字病院

ページ範囲:P.44 - P.46

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ストの総本山?に組合が2つ
 大阪赤十字病院というとすぐストに結びつくのか,まるでストの総本山のように思っている人が多い.たしかにストの発生件数も少ないほうではないし,マスコミにもよくとりあげられる.夕刊の第1面に鉢巻をした看護婦の写真が載り,その説明欄に"天王寺区の大阪赤十字病院で"などと書かれると,世間は年中ストをやっているように思いこんでしまうのである.とにかく,関西における医労協の最大拠点でもあり,組合も2つあるといった条件下では自然ストも多くなり,また,世間からもそういう目で見られるようになるのだろう.
 さて,日赤には古くから‘全日赤’と呼ばれる労働組合があった.それが,いつからか‘日赤新労’という組合ができ,さらに‘日赤労組’と呼ばれる組合が誕生して全部で3つになった.わが病院の場合,‘日赤新労’はないが,‘全日赤’と‘日赤労組’はある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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