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文献詳細

雑誌文献

病院33巻3号

1974年03月発行

文献概要

時評

レントゲンの曝射を少なくしよう

著者: とう

所属機関:

ページ範囲:P.66 - P.66

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レントゲン装置の急増
 現在の医療からレントゲンを切り離すことはできない.わが国のレントゲン装置は最近急激に増加してきた.10年間に普通の病院で7倍,大病院で3倍近く増加しているという.このためにフィルムの使用量も10年前に比べて4.8倍に達している.
 このことは,国民が受けるレントゲン被曝量が急激に増加していることを意味するものである.医師や技師や看護婦など仕事をする側の個々の被曝も問題であるが,広く国民全体に及ぼす影響を考えなければならない.被曝した本人だけでなく,子孫へも影響が及ぶことを慎重に取りあげるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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