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文献詳細

雑誌文献

病院33巻9号

1974年09月発行

文献概要

病院と統計 病院の部門別原価計算・9

入院・外来別患者1人1日あたり原価・収益

著者: 尾口平吉1

所属機関: 1自治体病院協議会

ページ範囲:P.10 - P.11

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 病院において最終的に原価を負担するものは患者であり,各部門の行為にともなう原価はそれぞれの部門の利用度に応じて患者単位に総合化され集約される.患者は診療上も,経済上も入院・外来に大別されるので単位を1人1日あたりとし,それぞれの原価・収益を算定した.
 入院・外来患者1人1日あたり原価・収益を図1a, bに示す.病棟・外来直接部門の原価・収益には,すでに述べたように,計算上の都合により,この部門で行なっている注射,処置,検査,分べんを含んでいるが,この部門の収益中には乙表処方料,X線診断読影料は含んでいないものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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