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研究と報告【投稿】
国立病院外来合理化のデスクプラン
著者: 小林忠1
所属機関: 1国立大蔵病院
ページ範囲:P.102 - P.103
文献購入ページに移動国立病院外来のあるべき姿,すなわち合理化については従来から種々論じられてきたが,ひところ‘病院は入院,診療所は外来’と単純に割り切ることが良い案だと思われていたが,医学の発達と医療が高皮複雑化してくると,これもいつまでも決定打とは思われなくなった.それで病院外来,とくにわれわれが関係している国立病院外来はどうあるべきか,その合理化案はどうかと研究することはたいせつなことと思う.現在の日本においては地域の医療計画がしっかりと確立しておらず,また医療機関の開設者もまちまちであるので,その立場上病院外来の合理化についてもある程度の相違はやむをえない.
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