icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院34巻10号

1975年10月発行

文献概要

グラフ

惜別—日赤医療センターの改築で消え去るものへ

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.13 - P.19

文献購入ページに移動
 旧きものを惜しむのは悲しき性かもしれない.どんなに涙を流し,また喜びをともにしたものであったとしても,ましてそれが,人の命にかかわるかもしれない病院ならば……
 博愛社病院,日本赤十字社病院,日本赤十字社中央病院から日赤医療センターへ.90年にならんとする歴史を刻みこみ,いま年来の夢がかなって大改築が完了しようとしている.「古いものの使いにくさ」,若手の医師や看護婦がもらしたように,不便をかこつより,旧きを捨てて新しき合理的なものにつくべきは必然に違いない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?