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文献詳細

雑誌文献

病院34巻12号

1975年12月発行

文献概要

病院の新しい職種

内視鏡検査士

著者: 小川高伴1 小谷宣夫1

所属機関: 1虎の門病院内視鏡室

ページ範囲:P.68 - P.68

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 今日,消化器疾患の臨床において,内視鏡検査はX線検査とともに,欠かすことができないものとなり,それは全消化管のみならず,膵管,胆管系まで及んでいる.したがって,これらの検査に使用する内視鏡器械の種類も極めて多く,検査法も複雑多岐にわたっている.
 したがって,内視鏡検査助手にもかなり高度の専門的知識と技術が要求されるようになっている.しかし,未だに多くの施設では,臨床検査技師や検査助手,あるいは看護婦やX線技師らが兼務している.ところが検査件数の増加と業務内容の高度化により,このような片手間の仕事では,実地臨床の要求に答えられなくなってきた.このような状況から,内視鏡検査士という専門の職能が要求されるようになり,多くの専門病院では,長年にわたる多数の症例の経験を通じて,熟練した助手が養成されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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