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文献詳細

雑誌文献

病院34巻2号

1975年02月発行

文献概要

病院職員のための医学知識・26

副腎皮質ホルモン剤

著者: 村中日出夫12

所属機関: 1日本専売公社京都病院・内科 2京都大学第二内科

ページ範囲:P.70 - P.71

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人体内で分泌される副腎皮質ホルモンはどんな作用をしているのでしょうか
 生体の副腎皮質から分泌されるホルモンは単一ではなく数種類のものがあります.これらはコレステロールをもととして副腎で合成され,ステリンに類似する基本骨格をもっていますのでステロイドといわれます.ステロイドには男女性腺より分泌される性ホルモンステロイドと副腎皮質ステロイド(コルチコステロイドまたはコルチコイド)とがあり,副腎皮質からも微量ながら性ステロイドが分泌されています.
 コルチコイドの主なものは炭素数が21個からなるもので,その作用からみて糖質コルチコイド(ハイドロコーチゾン),鉱質コルチコイド(アルドステロン)と呼ばれる2種類のものがあります.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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