文献詳細
文献概要
病院の新しい職種
言語治療士
著者: 綿森淑子1
所属機関: 1東京都老人総合研究所言語聴覚研究室
ページ範囲:P.76 - P.76
文献購入ページに移動‘ことば’のリハビリテーション
私たちにとって,ことばを話すということは,空気を吸って生きているのと同様あまりにもあたりまえのことであり,外国へでも行かない限り,ことばの不自由さを意識することはほとんどないといえよう.
しかし,この‘ことばを話す’という機能は人類固有の複雑,高次の機能であり,人間相互の情報伝達(コミュニケーション)のもっとも普遍的な手段なのである.したがって,いったんこの機能が障害されれば,心理的・社会的に重大なハンディキャップとなることは明らかである.‘からだ’や‘こころ’のリハビリテーションがあるのと同様,言語障害者にとっては‘ことば’のリハビリテーションが必要なのである.
私たちにとって,ことばを話すということは,空気を吸って生きているのと同様あまりにもあたりまえのことであり,外国へでも行かない限り,ことばの不自由さを意識することはほとんどないといえよう.
しかし,この‘ことばを話す’という機能は人類固有の複雑,高次の機能であり,人間相互の情報伝達(コミュニケーション)のもっとも普遍的な手段なのである.したがって,いったんこの機能が障害されれば,心理的・社会的に重大なハンディキャップとなることは明らかである.‘からだ’や‘こころ’のリハビリテーションがあるのと同様,言語障害者にとっては‘ことば’のリハビリテーションが必要なのである.
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