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病院私論・3
卒後医学教育(2)—病院を主体にした医学教育
著者: 守屋博
所属機関:
ページ範囲:P.65 - P.65
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医学が専門化してくれば,若い医師の多くは専門医を目ざすようになるだろう.専門医の評価をどんな方法でやるか議論の尽きないところだが,それはともかくとして,私の言いたいのは,たとえ専門医として立つにせよ,若い時代に幅広い医学の勉強が,ある程度は必要だ,ということだ.
患者の生命をあずかる臨床医は,専門の微視的視野でなく,全体を巨視的に判断しなければならぬ.
医学が専門化してくれば,若い医師の多くは専門医を目ざすようになるだろう.専門医の評価をどんな方法でやるか議論の尽きないところだが,それはともかくとして,私の言いたいのは,たとえ専門医として立つにせよ,若い時代に幅広い医学の勉強が,ある程度は必要だ,ということだ.
患者の生命をあずかる臨床医は,専門の微視的視野でなく,全体を巨視的に判断しなければならぬ.
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