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文献詳細

雑誌文献

病院34巻5号

1975年05月発行

文献概要

特集 新生児医療の展開

新生児医療の現状と問題点—特に母子医療の面からみた新生児医療

著者: 石塚祐吾1

所属機関: 1国立東京第二病院,小児科

ページ範囲:P.36 - P.41

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はじめに
 新生児を体重の面から成熟児と未熟児とだけに分け,前者を産科病棟の新生児室で産科医が管理し,後者を未熟室(棟)で小児科医が診療する,という形態は,すでに時代遅れのものとなっている.
 近年の進歩した新生児医療の世界的傾向は,成熟児,未熟児を問わず,high risk babyことにintensive careを要する新生児に重点を置き,人と物をつぎ込んで治療しようという方向にある.わが国でも,ようやく最近になって,これができる小児医療施設がポツポツ現われてきた.近い将来において,さらに増加し,充実されることが期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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