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人
医療技術者のチームづくりを背負って 日本医療技術者団体連絡協議会会長 中村 実氏
著者: 佐久間正1
所属機関: 1日本放射線技師会
ページ範囲:P.20 - P.20
文献購入ページに移動 人間関係を非常に大切にし,責任感の強い熱血と情熱のかたまりのような人と言えば中村博士この人のことであり,三重大学に昨年まで26年間籍をおき,数多い研究業績をのこして三重大学の放射線科に中村実博士ありと国際的に知られている.四日市の出身で今も在住,常に「不可能を可能にすることが真の努力である」と言い,卓越した識見と強固な信念,そして包容力を生かし,永年国際放射線技師学会議理事の実績をつみ,この間アジアで初めて1969年秋開催された第4回国際会議(東京)を主催し,世界の放射線技術の進歩発展に大きな貢献をした.戦後,日本放射線技師会,日本放射線技術学会理事,副会長を歴任,昭和43年より会長に就任以来,特に「医療放射線被ばく軽減は,放射線を取り扱う専門職の最大使命である」として,技術的究明と改善に執念を傾け,国民の理解と協力を深める運動を提唱,積極的に進めていることで各界に高く評価をされている.また現代医療は「チーム医療が絶対必要である」と主張し,昨年医療技術者団体連絡協議会を発足させ会長に推された.そして加盟9団体医療技術者のチームづくりを背負って超人的な行動力と指導性を発揮し,信頼と期待を高めている.
講演と原稿をかくことが「楽しい」と言い,驚くべき時間帯で精力的に行動している人であり,医療技術者にとってなくてはならない人である.
講演と原稿をかくことが「楽しい」と言い,驚くべき時間帯で精力的に行動している人であり,医療技術者にとってなくてはならない人である.
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