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研究と報告【投稿】
コンピュータによるカナレセプト作成の合理的な方法
著者: 安達孝彦1
所属機関: 1総合病院松江赤十字病院
ページ範囲:P.98 - P.99
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コンピュータを使用して病院の窓口即時処理を行い,レセプトを作成する病院は,しだいに多くなってきている.このような現状で最もネックとなっている点は,カナレセプトの場合,頭書きといわれる部分で,保険の記号番号,保険者名,患者名,病名,開始日である。この部分を,コンピュータによりレセプト作成後月始めの一時期に行おうとすると,かなりの時間が必要となる.
そこで最近は,漢字によるレセプトを,という声が多くなってきている.しかし,漢字レセプトはコスト高となること,また病名の変化によりタイミング上作業が多くなるなどのデメリットも考えられる.そのうえ,今年4月までには国保分と公費分の請求業務が一本化されるとか,健康保険組合の符号がコード化されるなど,少しずつではあるが漢字であったものが数字に変わってきているので,漢字レセプトの必要性が少なくなっていきつつある.
コンピュータを使用して病院の窓口即時処理を行い,レセプトを作成する病院は,しだいに多くなってきている.このような現状で最もネックとなっている点は,カナレセプトの場合,頭書きといわれる部分で,保険の記号番号,保険者名,患者名,病名,開始日である。この部分を,コンピュータによりレセプト作成後月始めの一時期に行おうとすると,かなりの時間が必要となる.
そこで最近は,漢字によるレセプトを,という声が多くなってきている.しかし,漢字レセプトはコスト高となること,また病名の変化によりタイミング上作業が多くなるなどのデメリットも考えられる.そのうえ,今年4月までには国保分と公費分の請求業務が一本化されるとか,健康保険組合の符号がコード化されるなど,少しずつではあるが漢字であったものが数字に変わってきているので,漢字レセプトの必要性が少なくなっていきつつある.
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