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文献概要
ホスピタル・トピックス 放射線
X線診断の新兵器E.M.I.スキャナー
著者: 中村実
所属機関:
ページ範囲:P.51 - P.51
文献購入ページに移動特殊なX線装置と高度なデータ処理を行うコンピュータを組み合わせて,人体を透過したX線吸収差によって得られる画像情報を,臨床上有用な形で表現するもの.X線と反応検知器を使い,頭部内を診断するこのX線検知器は多方面のX線伝動示数を示し,高性能ミニコンピュータの助けで,頭部内の水平断層写真を示す絵に変って出される.結果は陰極線チューブ,スクリーンに個々の撮影個所が80×80cmで写し出されるか,個々の個所のX線吸収値が数字で出される.これにより障害個所および性質が判明する.
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