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文献概要
院内管理のレベル・アップ 給食 病院給食をおいしくするポイント・4
「ティータイム」を設定しよう!
著者: 最勝寺重芳1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院栄養部
ページ範囲:P.54 - P.55
文献購入ページに移動 病人がどんな時に,どんな物を,どんな状態で,おいしいと断を下すかは,個人のその時によって十人十色である.病人食は,多種少量品目のフードサービスとはいえ,全体評価は常に厳しい.おいしさが食欲を満足させるだけでなく,栄養との関係で対比されるとき,どちらを優先するか,させるかによって大きなひらきが出てくるだろう.病院の責任者にとって,病人食をどのように扱うかの姿勢の違いは,この辺がはっきりしているものである.
今日の病院給食が抱えている諸問題の中で,結局は「おいしくなければ駄目」という一語で片付けるとすれば,おいしさの焦点の一つとして,食事回数,食事時刻,つまり配膳時刻の改善(?)とその周辺にまつわりついている垢を落とすことを今回は提案し参考に供したい.
今日の病院給食が抱えている諸問題の中で,結局は「おいしくなければ駄目」という一語で片付けるとすれば,おいしさの焦点の一つとして,食事回数,食事時刻,つまり配膳時刻の改善(?)とその周辺にまつわりついている垢を落とすことを今回は提案し参考に供したい.
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