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病院建築・88
浴風会病院の設計
著者: 陳慧玉1
所属機関: 1東京都老人総合研究所
ページ範囲:P.65 - P.72
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浴風会は,軽費老人ホーム(100名),有料老人ホーム(400名),特別養護老人ホーム(100名)の各種福祉施設と300床の病院を合わせ持つ,民間でも最も大きい総合老人福祉施設である.この浴風会病院は典型的な施設内に付属している老人病院であるばかりでなく,わが国の老人医療の先駆者でもある故尼子富士郎博士の偉業を継いだ伝統のある老人専門病院でもある.
建築前には建築界の大先輩でもある内田祥三先生が大正14年に設計された建物を病棟として使用しており,離れた所に木造の診療部門と医局があったが,建物が老朽化し,狭隘化を来たしたため,建替えをすべく努力を重ねてきた結果,昭和49年に東京都の補助を受けられることになり,老人専門病院の新築が実現した(建築概要参照).
浴風会は,軽費老人ホーム(100名),有料老人ホーム(400名),特別養護老人ホーム(100名)の各種福祉施設と300床の病院を合わせ持つ,民間でも最も大きい総合老人福祉施設である.この浴風会病院は典型的な施設内に付属している老人病院であるばかりでなく,わが国の老人医療の先駆者でもある故尼子富士郎博士の偉業を継いだ伝統のある老人専門病院でもある.
建築前には建築界の大先輩でもある内田祥三先生が大正14年に設計された建物を病棟として使用しており,離れた所に木造の診療部門と医局があったが,建物が老朽化し,狭隘化を来たしたため,建替えをすべく努力を重ねてきた結果,昭和49年に東京都の補助を受けられることになり,老人専門病院の新築が実現した(建築概要参照).
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