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文献詳細

雑誌文献

病院35巻2号

1976年02月発行

文献概要

院内管理のレベル・アップ 人事・庶務 庶務部門の諸問題・1

院内コミュニケーションのあり方

著者: 平野栄次1

所属機関: 1日大駿河台病院事務

ページ範囲:P.56 - P.57

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 病院には非常に多種類の専門職種がいて,それぞれが専門知識・専門技術を駆使して組織医療を進めているわけであるが,ややもすると各部門間あるいは職種間に隙間を生じ,また上下間に相互不信を招いて,診療面では医療の質の低下をもたらし,運営面では働く者の意欲の低下をもたらすもとになっている.これは高度な専門職種集団にありがちな内部集結傾向,そして職種間の人事交流の不能,交替制勤務などの要因によってもたらされたもので,ここに院内コミュニケーションについての配慮と努力が強く要求されるのである.
 院内コミュニケーション,つまり病院の上下間・職員間の意思伝達と交流を図るためには,各種の方法をいろいろな角度から推し進めることが必要で,これを計画し,実施に向かわせてゆく担当者は庶務部門であり,庶務部門の最も重要な任務であるといえよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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