icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院35巻5号

1976年05月発行

イギリス精神医療の旅・5

イギリスの精神病院(1)—地域と病院

著者: 金子嗣郎1

所属機関: 1都立松沢病院

ページ範囲:P.60 - P.61

文献概要

消える病院の自律性
 NHSの進展とともに,特に新しいNHSの下では,病院のautono-my (自律性)はしだいになくなっているようであるし,とりわけtea-chinghospitalのconsultantなど,それを嘆いているようであった.そうした実情を,たとえばFriern Hospitalを例として説明しておきたい.
 Friern Hospitalは,ビクトリア朝時代に建てられた古い精神病院で,戦時中,戦後には定床が2,000を越えていたが,現在ではほぼ1,500床である.場所は,ロンドンの北郊にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら