文献詳細
院内管理のレベル・アップ 病理
病院病理の課題・6
文献概要
内科医の立場から病理に対する要望ということであるが,内科医といっても,病理検査体制のしっかりした高度な病院の内科医,体制の不十分な病院の内科医,また個人診療所での開業医としての内科医と,その立場によって非常に大きな差違がある.筆者のいる国立仙台病院は,入院病床670,研究検査科の職員は34名,そして何より心強いことは,病理医3名を擁している.まず,この現状に到るまでの歴史的過程をふり返ってみる.
まず病院病理医の業務を大きく分けると,剖検の業務,生検・組織診などのSurgical Pathologyの業務,および細胞診検査に区分されるが,後2者は,他の領域の臨床医からも触れられると考え,私はここに剖検の分野から考えを進めたい.
まず病院病理医の業務を大きく分けると,剖検の業務,生検・組織診などのSurgical Pathologyの業務,および細胞診検査に区分されるが,後2者は,他の領域の臨床医からも触れられると考え,私はここに剖検の分野から考えを進めたい.
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