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文献詳細

雑誌文献

病院36巻12号

1977年12月発行

文献概要

院内管理のレベル・アップ 病理 病院病理の課題・6

臨床家は病理医に何を望んでいるか—内科医の立場から

著者: 小田島秀夫1

所属機関: 1国立仙台病院循環器科

ページ範囲:P.64 - P.65

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 内科医の立場から病理に対する要望ということであるが,内科医といっても,病理検査体制のしっかりした高度な病院の内科医,体制の不十分な病院の内科医,また個人診療所での開業医としての内科医と,その立場によって非常に大きな差違がある.筆者のいる国立仙台病院は,入院病床670,研究検査科の職員は34名,そして何より心強いことは,病理医3名を擁している.まず,この現状に到るまでの歴史的過程をふり返ってみる.
 まず病院病理医の業務を大きく分けると,剖検の業務,生検・組織診などのSurgical Pathologyの業務,および細胞診検査に区分されるが,後2者は,他の領域の臨床医からも触れられると考え,私はここに剖検の分野から考えを進めたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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